クラシックギターを本格的に学び始めたころ
アコースティクギターをかじっていたので、同じ弦楽器そんなには違いがないだろうと甘く考えていました。
いざ教本を見てみると、音符や記号など楽譜の意味が全く分からないではないですか。
コードを覚えれば曲が弾けるアコースティクギターとは、練習方法が大きく違っていたのです。
この記事は、クラシックギターをマスターしたいあなたに、ギター歴10年、莫大なレッスン料と時間をかけた筆者が、最短・最小の努力で学ぶことができる「クラシックギター講座」を提案します。
合わせてギター教室との違いなどをお伝えします。
クラシックギター歴15年、独学・ギター教室、それぞれの良さとデメリットを経験している。
習い事を極めるには「正しいやり方を誰から学ぶか」を常に考えている。
私の10数年の練習がすべてが無駄だったとは言えませんが、憧れの名曲を弾くために、回り道をせずに、挫折することなくギターを楽しく練習してほしいと切に願います。
プロのコツを最短で学ぶ!
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クラシックギターの独学は難しい?
アコースティクギターはコードを覚えておけば、後は右手でストロークを弾くだけでそれなりの音が出て楽しめますが、クラシックギターはそうはいきません。
①「左手の弦を押さえるタイミングと右手で弦を弾くタイミングが合わないといい音がならない」
②「左手は隣の弦に触れないように指を立てて押さえる」
③「右手の爪で弦を弾く時は引っかくのではなく、弦を押さえて自然に離す」
などなど、結構ややこしいのです。
あなたが懸命に練習するのに、一向に上手くならないのはなぜでしょうか?
それは、音楽センスがないのではなく、基礎練習の仕方と弾き方のコツを知らないだけです。
基本から間違って練習している場合が多いからです。
あなたに必要なのは、「プロが習得してまとめたノウハウ・コツ」ではないですか?。
そんなプロが近くにいれば誰も苦労しませんよね。
では、どう探せばいいのでしょう?
ギター教室、教本、Youtube動画など、巷にあふれて、色々ありすぎて選ぶのに迷いますよね?
選んだ教材が初心者には難しすぎて挫折してしまうのではないかと不安も残るでしょう。
そこで長年クラシックギターを様々な方法で学んできた管理人が、独学・最短で身に付く練習方法をご提案いたします。
クラシックギター講座との出会い
そんな私が最後に選んだ教材が
トップギター奏者の古川先生が基礎から応用まで動画で解説する「プロ奏者が教える初めてのソロギター講座」です。
シンプルな箱で届きました。
古川先生のDVD講座の特徴は、伝えづらいクラシックギターの奏法のウィークポイントを見事に解消し、効率的&楽しく学ぶことです。
教本とDVDで
まるで、マジシャンが手品のタネ明かしを手取り足取りていねいに解説するように、音符の読み方から・指の押さえ方や弦をはじくコツなどをバッチリ教えてくれるのです。
独学が難しいのが定番になったのは、今まで詳しく教えてくれる教材が無かっただけなのです。
特に指使いの難しい箇所はDVDをスロー再生にして何回も見ながら一緒に弾くことで挫折しがちな指の動きを理解できるようになります。
クラシックギターは焦らずに、初めの1曲から丁寧に取り組むことが成功の近道です。
1音1音ゆっくりでも音符をたどり、正確に音を出していけば、いつの間にかメロディーになり、気が付けばいろんな名曲が弾けるようになります。
早道はありませんが、世界的奏者から
上達のコツを教えてもらうのが一番
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「初めてのソロギター講座」の講師紹介
講師の古川先生のプロフィール
古川先生はギターリストの父親を持ち、海外の大舞台でもギター演奏するプロのギタリストです。
レコード・CDもリリース、ギター教本も書いている他、関西のラジオでレギュラー番組を持ちながら、ギター教室を主宰、生徒数は現在100名程、のべ1600名を指導しています。
初心者でも弾けるようになる理由
古川先生のギターレッスンは、無駄がなくとにかく分かりやすい、楽しいレッスンです。
特筆すべきは50歳くらいの時「お坊さん」になられたこと。突然ですよ🤩
自らを「坊主ギタリスト」と呼んでいるそうですが、教え方が丁寧で説得力があるのもなるほどうなづけます。
更にDVDだから次のようなメリットがたくさんあります。
1,指の動きが良く見える
独学ではわかりづらい指使いと弾き方も先生のわかりやすい解説と映像で理解できるようになります。
2,繰り返し見られる
DVDなので、何度でも再生、ストップ、速さ調節ができるので、苦手箇所の重点的レッスンができます。
3,ギター教室に通わずに済む
わざわざ重いギターを担いで移動してレッスンに通う必要はありません。
課題を消化してなかったり、同じ間違いをしても先生に注意を受ける心配もいりません。
4,どんな楽譜でも読め、弾けるようになる
古川先生の楽譜に慣れてくると、自分の好きな楽譜にも指の印をつけて弾けるようになります。
あなたも自分が弾きたい曲があるのではないでしょうか?
1曲また1曲と、弾ける曲を増やしていくことで、更に上達へのモチベーションが高まります。
あこがれの「ロマンス=映画禁じられた遊び」もマスターできるようにバッチリ収録しているのでぜひ自分のものにしてみてください。
教本だとわかりずらかったのが
DVDだからわかりやすい
最短でロマンスを弾いてみる
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古川先生が教える初めてのソロギター講座3弾セットの内容
古川先生のDVDは基礎から順番に構成されているので、たとえ知っている事でも基本を頭に入れるために最初から視聴してください。
あなたがもしギターの経験があっても、ギターの構え方や姿勢、左手の位置、右手のひじの角度など、古川先生の教え通りに真似してください。
ギターを持つ角度や脇のしめ方次第で、弾く音の響きがぜんぜん変わってくるので、基本を忠実に守ることが上達の近道です。
今までのノウハウは一切混ぜずに、古川先生の言う事だけに集中してくださいね!
「はじめてのソロギター講座 」第1弾の内容
DVD1枚(132分)
分かりやすいテキスト(64ページ)
レッスン用楽譜(レッスン曲 8曲、練習曲 7曲収録)
第1弾クラシックギター練習曲←クリックで内容が開けます。
・歓びの歌(ベートーヴェン作曲第九より)
・愛のロマンス簡単バージョン(禁じられた遊びより)
・見上げてごらん夜の星を(坂本九)
・大きな古時計
・春の小川(童謡)
・いつも何度でも(ジブリ/千と千尋の神隠しより)
・オーラリー (ラブミーテンダーの原曲)
・愛の挨拶(エルガー)
第1章 ソロギターの基本的な弾き方
導入:ソロギターと弾き語りの違い
レッスン1:弾きやすいギター、弦の選び方、ギターを弾きやすくする方法、
レッスン2:ギターの正しい構え方
レッスン3:ギター用楽譜の見方
レッスン4:指の使い方の練習・指と番号について
レッスン5:「歓びの歌」を楽譜を見ながら弾く
レッスン6:「ロマンス」に挑戦!(簡易版の練習)
第2章 右手の4つの指を使ってカッコよく弾いてみよう
レッスン1:ギタリストの爪の作り方、お手入れ法
レッスン2:右手の4つの指の正しい使い方
レッスン3:九ちゃんの「見上げてごらん夜の星を」にチャレンジ
レッスン4:「大きな古時計」にチャレンジ
第3章 伴奏をアルペジオにしてみよう
レッスン1:アルペジオの弾き方にチャレンジ
レッスン2:アルペジオで「春の小川」を弾こう
レッスン3:「いつも何度でも」にチャレンジ
第4章 ドレミと右手の弾き方を学ぶ
レッスン1:ドレミの音階を弾いてみよう
レッスン2:右手の弾き方を2パターン知っておこう
レッスン3:「オーラ・リー」にチャレンジ
レッスン4:「愛の挨拶」を弾いてみよう
「はじめてのソロギター講座 」第2弾の内容
DVD1枚(115分)
分かりやすいテキスト(36ページ)
レッスン用楽譜(レッスン曲 8曲、練習曲 2曲収録)
第2弾クラシックギター練習曲
・かえるのうた(ドイツ民謡)
・コンドルは飛んでいく(ペルー民謡)
・遠き山に日は落ちて(ドヴォルザーク)
・四季の歌(荒木とよひさ)
・ぶんぶんぶん(ボヘミア民謡)
・北の国から(さだまさし)
・埴生の宿(イングランド民謡)
・オー・ソレ・ミオ(ナポリ民謡)
第5章:スラーを使って曲を弾いてみよう
スラーの練習:「カエルの歌」「コンドルは飛んでいく」にも挑戦
第6章:高い音を使って曲の幅を広げよう
高いフレットの音を使って弾いていく練習
「バレーコード」にも挑戦します。
第7章:重音にチャレンジ
「ぶんぶんぶん」「北の国から」で重音の練習
第8章:高い音(12フレット)を使ってみよう
「埴生の宿」「オー・ソレ・ミオ」で重音と高ポジションの総復習します。
「はじめてのソロギター講座 」第3弾の内容
DVD1枚(85分)
分かりやすいテキスト(32ページ)
レッスン用楽譜(レッスン曲 5曲、練習曲 2曲収録)
第3弾クラシックギター練習曲
・バッハのメヌエット(ペツォールト)
・荒城の月(瀧廉太郎)
・アマリリスinC(フランス民謡)
・アマリリスinA
・アマリリスinD
・ロマンス(スペイン民謡)
第9章 :色々なポジションの練習
レッスン1:いろんな位置でドレミを弾く練習
レッスン2:メヌエットを弾いてみよう
レッスン3:荒城の月で重音にチャレンジ
第10章:ロマンスの前半にチャレンジ
いよいよ「ロマンス」の練習です
レッスン1:予備練習でアルペジオを弾いてみよう
レッスン2:「ロマンス」の前半
第11章:後半に向けて予備練習をしよう
レッスン1:セーハ(バレー)の練習
ロマンスの後半ではセーハがよく出てくるので、ここで克服しましょう
レッスン2~レッスン4:アマリリス1でセーハの練習
第12章:ロマンスの後半を弾いてみよう
レッスン1いよいよロマンスの後半です。これができればようやく一人前のレベル到達です!
焦らず1曲1曲
じっくり音符を追っていけば
いつの間にか曲になってきます!
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「ソロギター講座」の料金と一般的なギター教室のレッスン費との比較
「ソロギター講座」の気になる料金は税込43,780円になります。
一見すると「高い」と感じるかもしれませんが、ここで
一般的なギター教室の月謝・年会費と比較してみましょう。
・一般的なギター教室は経費:219,633円(一年間)
・古川先生のソロギター講座:43,780円(税込)
いかがでしょうか?1年でこれだけの差が出ますので、「ソロギター講座」が高額ではないことがおわかりになるかと思います。
ちなみに、管理人は個人経営のギター教室だったのですが、1月2回30分のレッスンで月謝3,000円という良心的な料金でしたが、それでも1年間で36,000円。
6年間通ったので通算216,000円もかかっていました。他に交通費なども必要です。
「はじめてのソロギター講座 」Q&A
Q : ガットギター(クラシックギター)以外のギターでもいいですか?
A : OKです。エレキギター・フォークギターでも音や弦が違いますが、基本は同じですので、十分練習できます。
Q : 習得の目安:どのくらいのペースで進めればよいのか?
A : 1章をおよそ1ヵ月程が目安ですが、お急ぎの方はDVD1枚を1ヵ月でも結構です。
もちろん習熟度に合わせてどんどん進めてもOKですが、
毎日コツコツ楽器に触って弾く習慣をつけるのが上達のコツです。
「はじめてのソロギター講座 」の特典
★特典期間は期限の限定あり★
プレゼント内容は・・・
♪弾きやすくアレンジした初心者用楽譜
「スカボロー・フェア」イングランド民謡
♪爪の整形にとっても便利
「クッションネイル」(やすり)
特典1:「弦の張り方」動画
プロのギタリストは弦を毎コンサートごとに張り替えます。
最低でも半年に1回はすべてを張りなおしましょう。
(切れた弦だけではなく全て一緒に)
動画を止めながら、マネするだけで誰でも弦の張り替えができるようになります。
特典2:「クッションネイルケア」プレゼント
ギタリストに必要な爪磨き:古川先生愛用の「クッションネイルケア」のプレゼント。弦を弾く右手の爪の手入れは欠かせません。
右手の爪は長くなりすぎても、短くてもいけません。
一番いいコンディションを自分でつかめるように手入れをしていきましょう!
特典:期間限定のプレゼント
★特典期間は9/19(火)まで★
プレゼント内容は・・・
♪弾きやすくアレンジした初心者用楽譜
「涙そうそう」夏川りみ/BEGIN
「ふるさと」童謡
♪爪の整形にとっても便利:爪の切り方、削り方で上手く弾けるか決まります。切りすぎると弦にヒットしないことも。
「クッションネイル」(やすり)
♪ギター弦の張り替え方解説動画
とにかく成約率がいい!そして高額報酬!
今一番オススメの教材です。
【2023年9月19日(火)18時まで】
クラシックギター初心者におすすめ練習方法のまとめ
今回は長年ギター教室に通っていた管理人の挫折と最後に選んだ教材、DVDで学ぶ「古川先生が教える初めてのソロギター講座3弾セット」の内容をお伝えしました。
クラシックギターをマスターするには、あきらめない根性と、尊敬する師匠が必要なことを身をもって体験、理解しました。
ただし、どんなに優秀な教材でもそれを実践しなければ、上達はあり得ませんので、毎日最低30分くらいは実践することをおすすめします。
最初は読めなかった音符に指の番号やフレットの印を書いて、1音1音確かめながら弾くことで、やがてメロディ―になってきます。
途中で何度もあきらめたクラシックギターですが、難しい曲が次第に弾けるようになる達成感を味わうと、病みつきになります。
「古川先生が教える初めてのソロギター講座」が可能にしてくれます。どうぞお試しあれ!
現在、人気の名曲のプレゼント中です。
特典は期間限定みたいです。
この機会に公式サイトをチェックしてみてください!
世界的奏者から最短・最小の努力で学ぶ
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追伸:ギター教室をやめた理由
YouTubeでいろんな方が動画を見ましたが、左手で押さえる指と弦の位置を見るけど、早くてわかりません。
結局、車で40分離れた隣町のクラシックギター教室に通い始めました。
ところが、私の覚えが悪いのと、家での練習不足のせいもありますが、いつも構え方と指の練習と先生のお手本がほとんどで確信をついた指導に至らず、当然上達にほど遠かったのです。
月謝が月に2回で3,000円という良心的な料金でしたが、それでも1年間で36,000円、約6年間通ったので通算216,000円も費やしました。
年に一度の発表会があり、別途講師料が発生、緊張で半分も上手に弾けないという悔しい結果を味わうことに。
達成感がない発表会の後は「何のためにギターを習っているのか」と、かなり落ち込みました。
クラシックギター誰からどう習う?
ギター教材選びのチェック項目になります。押さえておきましょう。
誰から習えばいいの?
スポーツと同じで、人一倍練習を積み、数々の試練を乗り越えてきた一流の演奏者から学ぶのが間違いありません。
ただし、一流のプレーヤーがすべて教え方が上手いとは言えません。
理論だけでなく実演を交えて解説できる、教え方もトップクラスの指導者が求められます。
ひたすら単調な詰め込みの練習メニューではなく、他の教材にない独自のメニューや、メールサービスなど、的確なアドバイスをもらえるかで習熟度が大きく変わります。
講師の考え方や性格もやる気を生み出す重要な要素です。
初心者でも再現性のある練習方法か?
元々うまい人、センスのある方だけが伸びる練習方法では意味がありません。
初心者でもわかりやすくて、誰でも実践できる内容であるか?
また、クラシックギターの基礎全般の知識が深く学べるかも重要です。
映像でわかりやすく学ぶ
講師の先生が目の前にいるに越したことはありませんが、クラシックギターの教室ってそうたくさんあるものではないですよね。
なので、教本かyoutubeなどネット動画、DVDで視聴する方法がありますが、教本の文字より、動画などの映像で学ぶのが断然理解度が増します。
効率的な練習メニューが高画質の映像で学べるか?動画なら素早い動きはスロー再生・停止などで細かく、何度でも見ることができますね。
結局、独学に戻ることに。
結局6年という長い年月をかけても満足する演奏ができず仕舞い。
・病気で休んでも返ってこないレッスン料。
・雨の日や雪の日はテンションが下がり、行きたくなくなるという悪循環。
・次第にレッスン料の出費がもったいなく思えてきた。
などの理由で、教室を止め、それからギターから遠ざかってしまいました。
ある日、娘がギター弾きたいと言ったので、弦が切れ、ホコリを被ったギターの掃除をして弦を張り替えました。
弦の音が安定し、昔の練習曲を弾こうとしてもすっかり忘れて指が覚えていません。
数年間頑張っていた時間と莫大なレッスン料もこのままではもったいないと思いはじめ、そこで、もう一度せめて自分で満足できるくらいになりたいと思い、再チャレンジを決意した次第です。
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クラシックギター教室時代の練習方法
クラシックギター 上手くなる方法:基本はアルペジオ
クラシックの基本はアルペジオと言っても過言ではありません。
常にウォーミングアップを兼ねて行います。一番下のトレモロ奏法につながります。
これだけでも10分はかけて何度も繰り返し練習すべきなのですが、眠くなるのでいつも飛ばしてしまいます。
ギターは指圧で弾く楽器?
弦に対しての爪の当たりを常に意識して弾くのではなく一瞬弦に圧力をかけてそれを外すといい音が出るとよく注意を受けます。
スペインではギターのことを「Instrumento de cuerda pulsada](弦を指で押し、加圧して弾く楽器)といわれています。はじくのではないようです。
爪で弦を捉えたら、力を抜いて外す感じにすると、いい音が出てきます。
①指先で弦を捉えて、徐々に力を加える。(プランティング)
②圧力が十分に加わったのを確認して、指を振り抜きます。(弦が元に戻ろうとする動きで音が出る感じ。)
③弦自体の振動が共鳴胴を鳴らして拡声します。
指圧とは弦に力を預けることです。はじいて音を出すのではなく、弦に鳴ってもらうのですね。
私の師匠の毎回の注意事項でした。
クラシックギターの練習曲
この他の練習曲に「ト長調のワルツ」「ROMANZE」「カルカッシの狂想曲」「緑の木のかげにて」「ノクターン」「舟歌」「タレルガの涙」「愛のロマンス(禁じられた遊び)」などがあり、一応ギリギリクリアーしてきました。
次の練習曲に進むと前の曲はどんどん忘れていくのです。
これは楽譜を読まずに指で覚えているので、時が経つと忘れてしまうという悲しい現実に陥ります。
練習のポイントは音符を声に出しながら弾くこと
いつも先生に言われるのが、「音符を声に出しながら弾きなさい」です。
瞬時にして何弦の何フレットかを何の指で押さえるのかを把握しないといけません。
和音の場合は低音だけでも声にしてみてください。
これがなかなか身につかなくて、慣れてくると音と指で覚えた気になってしまうのです。
急に「12フレットの(ソ)、3弦」と言われてもパニックになり、読めないのがバレてしまいます。
楽譜にドレミは書かないほうがいい。
あとからでも思い出すために、ヒントとして音符の左に3などの指の番号を、右にフレットが➄とかは書いてOKです。
それでも思い出すのに時間がかかります。すべての音符を覚えられたら、どんなにすばらしいでしょう。一つ一つ覚えていくしかありませんね。一応トイレにも張っています。
現在もう少しなのが「小さなロマンス」です。これは楽譜の読み取りに時間がかかりました。
教本にはこんな感じでドレミを書かずに丸印の数字が弦、右の数字が指を表しています。
もう一つよく注意されるのが、弾く姿勢です。
ギターヘッドが目の高さになり、弦が手前の6弦しか見えない状態。
右手はホールのヘッドよりに位置し、親指から薬指が真っ直ぐ一直線に下に降りた状態がベストです。
つい弦を見ようとしてギターが上を向いてしまうのはNGです。どうしても見たければギターを立てたまま覗き込みましょう。
動画で見ると、禁じられた遊びで有名なギターの神様「イエペス」も覗き込んでいるので、絶対NGではないようです。
タブ譜について
私もギターを始めた当初はタブ譜を一生懸命に追っかけていました。
タブ譜は音符が読めなくても、初心者ながら簡単に弾くことができる楽譜です。
けれども、残念ながら応用がきかないのです。
タブ譜でない通常の楽譜を見ても音符を読むことも弾くことはできません。
結局タブ譜を辞めて、音符を一つ一つ覚えていくやり方が間違いないと思います。
もちろん器用な方はどちらも習得できるかもしれませんが、、。
爪の手入れ
爪は知らず知らずに伸びてます。2,3日手入れをしないと弦に当たるタッチが変わってくるので、できれば毎日練習前にお手入れをすると常に同じタッチで弾くことができます。左手は弦を抑えますので、深爪をしない程度に短く切ります。
右手は特に弦にあたる部分は爪切りで形を整えた後、耐水ペーパー(ホームセンターか金物屋で購入、金属などの仕上げ磨き用のヤスリです。
通常の紙やすりは荒くてNG。)500番とか1000番とかの目の細かいもので爪の断面の内側と外側をそれぞれ磨きます。
爪の長さは個人により異なりますので、弦の当たり(音色がいい)が一番いい長さをキープしましょう!この作業で指の運びとスピードが変わってきます。
クラシックギター 初心者の練習曲と弾き方のまとめ
私の最大の課題は人前で弾くときに緊張して指が震えてしまうことです。意識のしすぎ。いつもどおりに弾けばいいのですが、指が敏感に反応してしまうのです。
緊張しないためには?と尋ねたところ、答えは「弾くことを特別なことと思わずに日常にすること」との返答。おっしゃるとおりのお言葉です。
先生のように息をするかのように日常ギターを弾く時間が多くなり、常に何人かの前で弾く機会を作っていけば慣れていくことでしょう。
その日が来るのが早いか、認知症で楽譜が読めなくなるのが早いか果たしてどちらでしょうか?人前で弾かずともボケ防止と思って日々練習を重ねて行こうと思っています。
■講座の詳細はこちら
⇒古川先生が教える初めてのソロギター講座3弾セット