クラシックギターの独学は難しい?

クラシックギターを本格的に始めたとき、
「アコギやってたし、似たようなもんでしょ」って、正直ちょっと甘く見てました。

でも、いざ教本を開いたら…
楽譜の記号、指の動き、押さえる位置――
頭の中が「???」でいっぱいに。

アコースティックギターは、
コードを覚えてストロークすれば、なんとなく形になります。

でもクラシックは、ひと味どころか、まるで別の楽器でした。

・右手と左手のタイミングが少しズレるだけで、音が汚くなる
・左手は隣の弦に触れないように、まるで“空中浮遊”みたいな押さえ方
・右手の爪の使い方にも、ちゃんとした「作法」がある

……いやもう、なかなかクセ強めです(苦笑)

でも、それでも「いつか名曲を弾けるようになりたい」と思って、
独学したり、教室に通ったり、試行錯誤の連続でした。

お金も時間も、けっこう使いました。
そしてようやく気づいたのが、こういうことです。

「回り道せず、基礎をちゃんと教えてもらえばよかった」

 

この記事では、
クラシックギター歴15年の筆者が、自分の失敗をふまえて、
・独学でやると何がつまづきやすいか
・どうすれば最短で楽しく弾けるようになるのか

そんな視点でおすすめの講座と、教室との違いについてご紹介していきます。

「これからギターを始めたい」
「独学でつまずいてしまった」
そんな方にとって、次の一歩がクリアになる内容になっています。

焦らず、無理せず、でもちょっとだけ近道したい。
そんなあなたに、ぜひ読んでほしいです◎

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独学 ギター 練習

私がギター教室をやめた理由

最初はYouTubeを参考にしてました。
いろんな方が丁寧に解説してくれているんですが、
左手の押さえ方とか、弦の位置とか――とにかく動きが速くてよくわからない(汗)

それで、思い切って車で40分かかる隣町のクラシックギター教室に通い始めたんです。

でも、実際に通ってみると…
構え方と指の練習、それから先生のお手本でほぼレッスン時間が終わる感じで、
「え?今日もそこだけ?」みたいな回が続いてしまって…。

もちろん、私の覚えが悪かったのと、
家での練習不足もあるとは思うんですが、
“核心”に触れる指導を受ける前に時間切れって感じだったんですよね。

月謝は月2回で3,000円と、すごく良心的でした。
それでも1年で36,000円。
気づけば6年通って、合計216,000円…結構な金額になってました。

そして年に一度の発表会――

緊張で指が思うように動かず、
いつも弾けてた曲すら半分も演奏できずに終了…。

舞台を降りたあと、
「…私、何のためにギター習ってるんだろう」
って、正直かなり落ち込みました。

結局、また“独学”に戻ることに。

6年も通ったギター教室。
でも、思い描いていたような演奏には、とうとう辿り着けませんでした。

病気で休んでも、レッスン料はそのまま。
雨の日、雪の日は気が重くなって、
「今日くらい休みたいな…」と心がくじけそうになる。

そしてだんだんと、
「この出費、本当に意味あるのかな?」という気持ちが大きくなって――
私は教室をやめました。

それから、ギターには触れなくなりました。
気がつけば、ケースの中でホコリをかぶり、
弦は切れたまま。

そんなある日、娘がふと
「ねぇ、お父さん。このギター、弾いてみたい」って言ったんです。

久しぶりに手に取ったギター。
弦を張り替えて、音が安定したとき、
ふと、昔の練習曲を弾いてみたくなりました。

でも――指が、まったく覚えていない。

あれほど毎日練習していたのに。
何年間も頑張ってきたのに。
なにも残っていないような気がして、少し切なくなりました。

でも同時に、思ったんです。

「あの時間も、あのレッスン料も、このまま無駄にしたくない」

もう一度だけ、せめて自分が満足できるくらいまでは弾けるようになりたい。

あのときの自分に、
今の自分がちゃんと“答え”を出してあげたい。

そんな思いで、私はもう一度ギターに向き合う決意をしました。

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いろいろ遠回りしたけど、最後にたどり着いたのはこの教材でした。

クラシックギターを習うのに、
独学、ギター教室、YouTube…

試せるものはひと通り試してみましたが
どれもしっくりこなくて、続かない。

そんな私が「これなら続けられるかも」と思えたのが、
トップギター奏者・古川先生が教える『初めてのソロギター講座』でした。

今振り返ると、独学が難しいって言われがちなのは、
ちゃんと“教えてくれる教材”が今まで無かったからなんじゃないか、と思っています。

この講座は、プロのギター演奏家が、
基礎の基礎から応用まで、すべて動画で解説してくれるので、
わかりやすいの一言。

とくに難しい指の動きなんかは、
DVDをスロー再生しながら、先生の動きと一緒に練習できるので、
今までよくわからなかった「指のクセ」や「押さえ方の感覚」が、
少しずつ、でも確実に身についていくんです。

焦らなくて大丈夫。

クラシックギターは、最初の1曲を丁寧に取り組むことが成功への近道です。

1音1音をゆっくり追いかけて、
少しずつ音符をたどっていくだけでも、
気づけばちゃんと“メロディ”になってる。

あの憧れの曲が、
「いつか」じゃなくて「もうすぐ」弾けるようになる日が、ちゃんと来るんです。

私自身、たくさん遠回りしたからこそ、
これから始める人にはできるだけ、最短ルートでたどり着いてほしい。

そう思って、この講座をおすすめしています。

 

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シンプルな箱で届きました。

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伝えづらいクラシックギター奏法のウィークポイントを
見事に解消し、効率的&楽しく学べました。

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教本とDVDで
まるで、マジシャンが手品のタネ明かしを手取り足取りていねいに解説するように、音符の読み方から・指の押さえ方や弦をはじくコツなどをバッチリ教えてくれるのです。

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残念ながらクラシックギターに早道はありません。
でも、世界的奏者から
上達のコツを教えてもらうことはできます。
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クラシックギター

「初めてのソロギター講座」の講師紹介

講師の古川先生のプロフィール

古川先生はギターリストの父親を持ち、海外の大舞台でもギター演奏するプロのギタリストです。

 

レコード・CDもリリース、ギター教本も書いている他、関西のラジオでレギュラー番組を持ちながら、ギター教室を主宰、生徒数は現在100名程、のべ1600名を指導しています。

 

ギター 古川先生

なぜ初心者でも弾けるようになるのか?

古川先生のレッスン、とにかくわかりやすいんです。

無駄がなくて、楽しくて、
「あ、なんか自分にもできそうかも」って思わせてくれるんですよね。

で、これちょっと驚く話なんですが――
古川先生、50歳くらいでお坊さんになられたそうなんです。突然!

自らを「坊主ギタリスト」と名乗ってるらしく(笑)
でもその丁寧で説得力ある教え方には、どこか納得感があるんですよね。

そして、このレッスンがDVDになっているというのが、また大きなポイント。

ギター指の動き

教室とは違う、DVDならではの4つのメリットをご紹介します👇

① 指の動きがハッキリ見える

独学だとつまづきやすい“指使い”も、
映像と解説で視覚的にわかるから、「そうやって押さえるのか!」とスッと腑に落ちます。

② 何度でも繰り返し練習できる

早送り、巻き戻し、スロー再生。

苦手なところをピンポイントで練習できるのは、DVDならではの強みです。

③ 教室に通わなくてOK

ギターを担いで通う手間もナシ。

課題が進んでなくても怒られないし、
気まずさゼロで、自分のペースで練習できます◎

④ 楽譜がどんどん読めるようになる

古川先生の楽譜に慣れてくると、
「自分の好きな楽譜にも指番号つけてみよう」って自然にできるようになります。

「あの曲、弾けたらいいな…」
っていう夢が、少しずつ“現実”になっていきます。

1曲、また1曲と増えていくレパートリー。
弾けるようになるって、楽しいです。

ちなみに、あこがれの名曲
「ロマンス(映画『禁じられた遊び』)」もバッチリ収録済み!

「自分の手で、あの旋律を奏でたい」
そんな願い、ここで叶えられるかもしれませんよ◎

DVD はじめてのソロギター講座

 

教本だとわかりずらかったのが
DVDだからわかりやすい

最短でロマンスを弾いてみる
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はじめての「ソロギター講座」公式サイト >>0

「知ってるつもり」こそ、実は一番の落とし穴かもです。

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古川先生のDVDは、基礎から順番に丁寧に構成されています。

だからこそ――
「ここはもう知ってるから飛ばしていいかな?」と思っても、
ぜひ最初から、しっかり見てください。

もしあなたが、ギター経験者だったとしても。

・ギターの構え方
・左手の位置
・右手のひじの角度や高さ

このあたりを古川先生の“型”に合わせるだけで、音の響きがガラッと変わるんです。

ギターの角度や、脇の締め方ひとつで、
「え、これ自分のギター!?」っていうくらい、音がクリアになることも。

意外と、今まで自己流でやってきたクセが音を邪魔していた…なんてこともよくあるんです(私もそうでした)

だから、ここはぜひ潔く。

これまでのノウハウは一回、全部横に置いてください。
(優しくたたんで、いったん引き出しへ)

そして、“古川メソッドだけ”に集中して取り組むこと。

それが、クラシックギター上達へのいちばんの近道です◎

「はじめてのソロギター講座 」第1弾の内容

DVD1枚(132分)
分かりやすいテキスト(64ページ)
レッスン用楽譜(レッスン曲 8曲、練習曲 7曲収録)

第1弾クラシックギター練習曲←クリックで内容が開けます。

・歓びの歌(ベートーヴェン作曲第九より)
・愛のロマンス簡単バージョン(禁じられた遊びより)
・見上げてごらん夜の星を(坂本九)
・大きな古時計
・春の小川(童謡)
・いつも何度でも(ジブリ/千と千尋の神隠しより)
・オーラリー (ラブミーテンダーの原曲)
・愛の挨拶(エルガー)

第1章 ソロギターの基本的な弾き方
導入:ソロギターと弾き語りの違い
レッスン1:弾きやすいギター、弦の選び方、ギターを弾きやすくする方法、
レッスン2:ギターの正しい構え方
レッスン3:ギター用楽譜の見方
レッスン4:指の使い方の練習・指と番号について
レッスン5:「歓びの歌」を楽譜を見ながら弾く
レッスン6:「ロマンス」に挑戦!(簡易版の練習)

第2章 右手の4つの指を使ってカッコよく弾いてみよう
レッスン1:ギタリストの爪の作り方、お手入れ法
レッスン2:右手の4つの指の正しい使い方
レッスン3:九ちゃんの「見上げてごらん夜の星を」にチャレンジ
レッスン4:「大きな古時計」にチャレンジ

第3章 伴奏をアルペジオにしてみよう
レッスン1:アルペジオの弾き方にチャレンジ
レッスン2:アルペジオで「春の小川」を弾こう
レッスン3:「いつも何度でも」にチャレンジ

第4章 ドレミと右手の弾き方を学ぶ
レッスン1:ドレミの音階を弾いてみよう
レッスン2:右手の弾き方を2パターン知っておこう
レッスン3:「オーラ・リー」にチャレンジ
レッスン4:「愛の挨拶」を弾いてみよう

「はじめてのソロギター講座 」第2弾の内容

DVD1枚(115分)
分かりやすいテキスト(36ページ)
レッスン用楽譜(レッスン曲 8曲、練習曲 2曲収録)

第2弾クラシックギター練習曲
・かえるのうた(ドイツ民謡)
・コンドルは飛んでいく(ペルー民謡)
・遠き山に日は落ちて(ドヴォルザーク)
・四季の歌(荒木とよひさ)
・ぶんぶんぶん(ボヘミア民謡)
・北の国から(さだまさし)
・埴生の宿(イングランド民謡)
・オー・ソレ・ミオ(ナポリ民謡)

第5章:スラーを使って曲を弾いてみよう
スラーの練習:「カエルの歌」「コンドルは飛んでいく」にも挑戦

第6章:高い音を使って曲の幅を広げよう
高いフレットの音を使って弾いていく練習
「バレーコード」にも挑戦します。

第7章:重音にチャレンジ
「ぶんぶんぶん」「北の国から」で重音の練習

第8章:高い音(12フレット)を使ってみよう
「埴生の宿」「オー・ソレ・ミオ」で重音と高ポジションの総復習します。

「はじめてのソロギター講座 」第3弾の内容

DVD1枚(85分)
分かりやすいテキスト(32ページ)
レッスン用楽譜(レッスン曲 5曲、練習曲 2曲収録)

第3弾クラシックギター練習曲
・バッハのメヌエット(ペツォールト)
・荒城の月(瀧廉太郎)
・アマリリスinC(フランス民謡)
・アマリリスinA
・アマリリスinD
・ロマンス(スペイン民謡)

第9章 :色々なポジションの練習
レッスン1:いろんな位置でドレミを弾く練習
レッスン2:メヌエットを弾いてみよう
レッスン3:荒城の月で重音にチャレンジ

第10章:ロマンスの前半にチャレンジ
いよいよ「ロマンス」の練習です
レッスン1:予備練習でアルペジオを弾いてみよう
レッスン2:「ロマンス」の前半

第11章:後半に向けて予備練習をしよう
レッスン1:セーハ(バレー)の練習
ロマンスの後半ではセーハがよく出てくるので、ここで克服しましょう
レッスン2~レッスン4:アマリリス1でセーハの練習

第12章:ロマンスの後半を弾いてみよう
レッスン1いよいよロマンスの後半です。これができればようやく一人前のレベル到達です!

焦らず1曲1曲
じっくり音符を追っていけば
いつの間にか曲になってきます!
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「ソロギター講座」の料金と一般的なギター教室のレッスン費との比較

ソロギター講座の価格は税込43,780円です。

「うーん、正直ちょっと高い?」

そう思った方、正直な感覚だと思います。

でも、ここでちょっと“一般的なギター教室のレッスン費”と比べてみましょう。

たとえば…

・月2回のレッスンで月謝が3,000円
・年間だと、3,000円 × 12ヶ月 = 36,000円
・さらに6年通うと…なんと 216,000円!

実はこれ、筆者(わたし)が通った教室の話です。

通っていたのは個人経営のギター教室で、
料金はかなり良心的な方でしたが、
結局、6年間で20万円超+交通費もろもろかかっていました。

もちろん、教室に通う楽しさや刺激もあります。
でも、時間や予定を調整しながら、
「今日はちょっとしんどいなぁ」と思っても通う――
それなりの負担があるのも事実。

それに対して、ソロギター講座は一度買えば何度でも見返せる教材です。

スロー再生もOK、苦手なところは何度でも復習できるし、
「今日はやめとこう…」って日も、気兼ねなくお休みできます(笑)

そう考えると、43,780円という金額はむしろコスパがいい
と思えてきませんか。

“ギターを弾けるようになる未来”に、どう投資するか。

じっくり考えてみる価値、あると思います♪

ギター月謝 教材費

料金の比較

・一般的なギター教室は経費:219,633円(一年間)以上↑
・古川先生のソロギター講座:43,780円(税込)

はじめてのソロギター講座 Q&A

Q:クラシックギターじゃなくても大丈夫ですか?
A:はい、大丈夫です!

ガットギター(クラシックギター)以外にも、
エレキギターやフォークギターでもしっかり練習できます◎

たしかに音の響きや弦の硬さは少し違いますが、
奏法の基本は同じなので、ちゃんと効果はありますよ。

Q:どのくらいのペースで進めるのがいいですか?
A:まずは「1章=1ヶ月」くらいを目安にしてみてください。

もしお急ぎで進めたい方は、DVD1枚=1ヶ月でもOKです。
ご自身のペースで進められるのが、この講座のいいところ。

もちろん、「楽しい!もっとやりたい!」と思えたら、
どんどん先に進んでいただいて大丈夫です◎

でもいちばん大切なのは、毎日少しずつでもギターに触れること。

コツコツと積み重ねていくことが、
最短での上達につながりますよ。

「はじめてのソロギター講座 」の特典

★特典期間は期限の限定あり★

プレゼント内容は・・・

♪弾きやすくアレンジした初心者用楽譜
「スカボロー・フェア」イングランド民謡

♪爪の整形にとっても便利
「クッションネイル」(やすり)

特典1:「弦の張り方」動画
プロのギタリストは弦を毎コンサートごとに張り替えます。
最低でも半年に1回はすべてを張りなおしましょう。
(切れた弦だけではなく全て一緒に)

動画を止めながら、マネするだけで誰でも弦の張り替えができるようになります。

特典2:「クッションネイルケア」プレゼント
ギタリストに必要な爪磨き:古川先生愛用の「クッションネイルケア」のプレゼント。
弦を弾く右手の爪の手入れは欠かせません。

右手の爪は長くなりすぎても、短くてもいけません。
一番いいコンディションを自分でつかめるように手入れをしていきましょう!

クラシックギター初心者さんへ。練習のコツ、最後にもう一度まとめます

今回の記事では、
長年ギター教室に通ってきた私が感じたこと、
そして最後にたどり着いた教材――
「古川先生が教える 初めてのソロギター講座(3弾セット)」についてご紹介してきました。

クラシックギターをマスターするには、
やっぱり“あきらめない気持ち”と、
“信頼できる先生”が欠かせない。

これはもう、身をもって痛感しています。

でも正直、どんなに良い教材でも…
やらなきゃ、意味がない。

ですので、まずは毎日30分くらい、コツコツ触ることから始めてみてください。

最初は音符も読めないし、指も動かないし、
「あれ?向いてないかも…」って思う日もあるかもしれません。

でも大丈夫。

1音1音ていねいに、指番号を書き込んで、
少しずつ“音”を鳴らしていくと、
気がつけばちゃんとメロディーになっていきます。

あきらめかけたあの曲が、
ふと指先から流れ出したときの達成感――
これは、ほんとにクセになりますよ♪

「古川先生のソロギター講座」は、
そんな感動を、あなたにも味わわせてくれる教材です。

ぜひ一度、体験してみてくださいね。

ちなみに今だけ、人気の名曲をプレゼント中とのこと!
(どうやら特典は期間限定みたいです…)

このチャンス、逃さずに👇
ぜひ公式サイトもチェックしてみてください!

世界的奏者から最短・最小の努力で学ぶ
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> はじめての「ソロギター講座」公式サイト

クラシックギター教室時代の練習方法

クラシックギター 上手くなる方法:基本はアルペジオ

練習楽譜

クラシックの基本はアルペジオと言っても過言ではありません。

常にウォーミングアップを兼ねて行います。一番下のトレモロ奏法につながります。

これだけでも10分はかけて何度も繰り返し練習すべきなのですが、眠くなるのでいつも飛ばしてしまいます。

ギターは指圧で弾く楽器?

弦に対しての爪の当たりを常に意識して弾くのではなく一瞬弦に圧力をかけてそれを外すといい音が出るとよく注意を受けます。

スペインではギターのことを「Instrumento de cuerda pulsada](弦を指で押し、加圧して弾く楽器)といわれています。はじくのではないようです。

爪で弦を捉えたら、力を抜いて外す感じにすると、いい音が出てきます。

①指先で弦を捉えて、徐々に力を加える。(プランティング)    
②圧力が十分に加わったのを確認して、指を振り抜きます。(弦が元に戻ろうとする動きで音が出る感じ。)
③弦自体の振動が共鳴胴を鳴らして拡声します。    
指圧とは弦に力を預けることです。はじいて音を出すのではなく、弦に鳴ってもらうのですね。

私の師匠の毎回の注意事項でした。

クラシックギターの練習曲

アレグレット

この他の練習曲に「ト長調のワルツ」「ROMANZE」「カルカッシの狂想曲」「緑の木のかげにて」「ノクターン」「舟歌」「タレルガの涙」「愛のロマンス(禁じられた遊び)」などがあり、一応ギリギリクリアーしてきました。

次の練習曲に進むと前の曲はどんどん忘れていくのです。

 

これは楽譜を読まずに指で覚えているので、時が経つと忘れてしまうという悲しい現実に陥ります。

練習のポイントは音符を声に出しながら弾くこと

いつも先生に言われるのが、「音符を声に出しながら弾きなさい」です。

瞬時にして何弦の何フレットかを何の指で押さえるのかを把握しないといけません。
和音の場合は低音だけでも声にしてみてください。

 

これがなかなか身につかなくて、慣れてくると音と指で覚えた気になってしまうのです。
急に「12フレットの(ソ)、3弦」と言われてもパニックになり、読めないのがバレてしまいます。

 

楽譜にドレミは書かないほうがいい。
あとからでも思い出すために、ヒントとして音符の左に3などの指の番号を、右にフレットが➄とかは書いてOKです。

 

それでも思い出すのに時間がかかります。すべての音符を覚えられたら、どんなにすばらしいでしょう。一つ一つ覚えていくしかありませんね。一応トイレにも張っています。

小さなロマンス

現在もう少しなのが「小さなロマンス」です。これは楽譜の読み取りに時間がかかりました。
教本にはこんな感じでドレミを書かずに丸印の数字が弦、右の数字が指を表しています。

 

もう一つよく注意されるのが、弾く姿勢です。
ギターヘッドが目の高さになり、弦が手前の6弦しか見えない状態。
右手はホールのヘッドよりに位置し、親指から薬指が真っ直ぐ一直線に下に降りた状態がベストです。

 

つい弦を見ようとしてギターが上を向いてしまうのはNGです。どうしても見たければギターを立てたまま覗き込みましょう。

 

動画で見ると、禁じられた遊びで有名なギターの神様「イエペス」も覗き込んでいるので、絶対NGではないようです。

タブ譜について

私もギターを始めた当初はタブ譜を一生懸命に追っかけていました。
タブ譜は音符が読めなくても、初心者ながら簡単に弾くことができる楽譜です。

 

けれども、残念ながら応用がきかないのです。
タブ譜でない通常の楽譜を見ても音符を読むことも弾くことはできません。

 

結局タブ譜を辞めて、音符を一つ一つ覚えていくやり方が間違いないと思います。
もちろん器用な方はどちらも習得できるかもしれませんが、、。

爪の手入れ

爪は知らず知らずに伸びてます。2,3日手入れをしないと弦に当たるタッチが変わってくるので、できれば毎日練習前にお手入れをすると常に同じタッチで弾くことができます。左手は弦を抑えますので、深爪をしない程度に短く切ります。

 

右手は特に弦にあたる部分は爪切りで形を整えた後、耐水ペーパー(ホームセンターか金物屋で購入、金属などの仕上げ磨き用のヤスリです。

 

通常の紙やすりは荒くてNG。)500番とか1000番とかの目の細かいもので爪の断面の内側と外側をそれぞれ磨きます。

 

爪の長さは個人により異なりますので、弦の当たり(音色がいい)が一番いい長さをキープしましょう!この作業で指の運びとスピードが変わってきます。

クラシックギター 初心者の練習曲と弾き方のまとめ

私の最大の課題は人前で弾くときに緊張して指が震えてしまうことです。意識のしすぎ。いつもどおりに弾けばいいのですが、指が敏感に反応してしまうのです。

 

緊張しないためには?と尋ねたところ、答えは「弾くことを特別なことと思わずに日常にすること」との返答。おっしゃるとおりのお言葉です。

 

先生のように息をするかのように日常ギターを弾く時間が多くなり、常に何人かの前で弾く機会を作っていけば慣れていくことでしょう。

 

その日が来るのが早いか、認知症で楽譜が読めなくなるのが早いか果たしてどちらでしょうか?人前で弾かずともボケ防止と思って日々練習を重ねて行こうと思っています。

 

講座の詳細はこちら
古川先生が教える初めてのソロギター講座3弾セット

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